ここでは私たちの仕事の進め方や設計の考え方をお伝えします。
人と人とが出会うこと。
そこから、設計は始まります。
気に入った土地に出会って
まだ見ぬ住まいのかたちに
未来の夢や希望を込めること。
出会いをよりよいものにするために、
土地の調査や予算のアドバイス、不安や疑問の解消など、設計者の立場から申し上げています。
先人たちが培ってきた、日本の技術。
ものづくりの過程には、伝統が息づく
繰り返される流れがあります。
川の流れが、水を澄ますように
澱まぬ流れで設計を進める。
住まいづくりがよい流れで進めば、
よい気の流れがついてくるはず。
時の流れをつくる、日常の設計から
スケジュールの紹介をします。
「リズム、メロディ、ハーモニー 」
いい音楽はこの三つの調和から生まれます。一定のリズムを刻む安定した
力強いビートを持つ、住まいの構造体。
多彩な風合いを持つ素材を、適材適所に用いメロディを奏でる部屋の居心地。
窓の位置や、壁の区切り、天井の高低が醸し出す陰影が共鳴する空間の
ハーモニー。設計の調和を届けます。
豊かな日本の四季から
季節の言葉に耳を澄まし
住まいのあるべきかたちを探す。
そんな、四季から学ぶ設計をしよう。
たとえひとつの家族がその歴史を経て
暮らしのありようが変わったとしても、
繰り返す季節から学んだ住まいは
決して古びることはないと考えます。
かけがえのない、ひとりの人間は
たったひとつの理性を持っています。
ひとつの理性も、体が感じる五感で
それぞれの方向にひろがりを持つ。
ひとは真実を求め、より善く生きて、
美しいものを美しいと感じる。
人と人の端をつなぐことが設計の役目。
端と端を、正しく結んだ結び目が
住まいのかたちそのものであるように。
その願いをもって設計をお伝えします。